ヤマトシジミの低温期型 雌

Category : シジミチョウ科
秋の気配が深まっていく日々のなかで、この時期必ず観たくなるシジミチョウのひとつです。
通常翅表が真っ黒であるが、低温期型では黒い縁取りながら色彩豊かな深い青紫色が鮮やかに現れ、地域的な変異性も理解することができ、雌に関しては見ごたえのある個体群と言えるかもしれません。
otto-Nさん と江戸川の河川敷まで出掛けてみた。
昨年、観察した斜面は草刈りの影響でヤマトシジミの個体数が少なく、今年は違う場所にも観察場所を広げて、広く浅く観察してみることにしました。
普通種とは言えど探す努力をせずに相手が見つかるわけありませんが、探していて簡単に見つかるものでもありません。
雌の撮影し易い時間帯は午後2時ごろに集中しており、午前中の出現率はかなり低いみたいです。
さて、いざ撮影しようとカメラを構えると、風が吹くたびゆらり、ゆらりと葉先にぶら下がったり、雄に追い掛け回されたり、まったく落ち着くことが無く、基本的に落ち着きがないタイプであることは間違いなさそうです。

南方系から北方系の植物が交じり合う傾斜の緩やかな斜面にはたくさんのカタバミが群生しております。
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深い青紫色が鮮やかに現れ前翅の黒帯が幅広い。発見した時は、すごくうれしいですね。
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こちらは外側の黒縁が狭い個体。
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上と同じ個体です。
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後翅にいくつかの黒い縁取りのある、大きな黒い斑紋が特徴的。
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サファイアブルーに発色した非常に美しい個体です。
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雄の色彩に最も近い個体。翅の表面は光沢のある水色。
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基部のあたりに青鱗が若干みられますが、ほぼ全体的に黒くなっています。
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ミドリシジミの卍巴飛翔 都内 6月上旬

Category : シジミチョウ科
午後6時過ぎ、陽が大きく西に傾くと雄の活動がピークとなり、あちらこちらで2頭が円を描きながらクルクルと回り始め、大体は3頭目が加わって卍巴は解消される。
ここは都会にありながら昔ながらの水郷をもった都立公園です。
大小の水路が園内を走り、ヤナギ並木や、ハンノキなどの水辺に強い植物が水郷景観をつくり出しています。 自宅から自転車で10分ほどのところだ。
ここ数年、個体数がずいぶんと少なくなって心配していたのだが、嬉しいことに今年は沢山のミドリシジミを確認することができた。

羽化直と思われる個体が日陰で開翅し始めました。夕刻に開翅を撮影できたのは初めてだったので嬉しかった。
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樹々が途切れ、ぽっかり開けた狭い空間に卍巴がゆっくり降下してきます。
降りてくる時には地面すれすれまで降りてくるのでそれなりに撮影機会があった。
6時半を回って薄暗いという場所柄もあって、明るい背景が全くないため、暗い背景で卍巴を撮影することになりました。
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出来るだけ2頭を収めようとしますが、やはりフレームアウトする個体も出てきて、どの個体で追いかけるか迷う事が多いです。
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同じ場所で撮影しても、その時の情景や条件等によっていろいろと表情を変えてくれる魅力的な蝶です。
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ベニシジミの占有行動 3月中旬

Category : シジミチョウ科
河川敷では菜の花が今真っ盛り。目に鮮やかな黄色の花が春の到来を実感させてくれます。 咲き乱れる中を白いモンシロチョウが舞う姿を見ると、どこかほのぼのとした気持ちになりますね。
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これは、モンキチョウ。これも黄色ですね。
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今日の目的はベニシジミの占有行動を観察することだったので、10分も経たないうちに早々に見切りをつけてお馴染の東京側河川敷へ移動することにしました。
数年前の水害でこの地区は甚大な被害に遭い足が遠のいておりましたが、 嬉しいことに、今年は食草のスイバやギシギシも多くそれなりには発生して吸蜜、テリ張り、卍ともえ飛翔といろいろと見せてもらえました。

スイバの先端で占有行動中らしく、 飛び立ってもすぐに戻ってきます。落ち着かない様子でクルクルと向きを変えます。
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このあたりは数十ほどの群落のかたまりがまばらに生えています。スイバの群落で卍ともえがあちこちで始まった。
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激しく翅をぶつけ合う雄同士のバトルは壮絶なものがあります。
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侵入者を追い払うために飛び立つ瞬間。自分の縄張りに入った他の個体を追いかける習性を持つため、吸蜜時においても周りの状況を常に把握しているのでしょうね。
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午前中活発に占有行動や追尾行動をしますが、気温が上がる昼頃には活動が鈍るみたいです。
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食草が生えている場所であればたいていどこでもお目にかかることが出来るシジミチョウなのですが、しかし、いざ占有行動をする個体を探すとなると、これが結構難しいです。
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新生シジミチョウ 千葉 3月上旬

Category : シジミチョウ科
新生モンキチョウを撮影してから一週間ほどが経過しました。
3月に入り、寒い日と暖かい日のジグザグ天気が続いておりますが、暖かい日というのは、やはりほっとしますね。
今日は風がなければ日差しが暖かかったですが、風が強い時間帯もあり少し寒く感じました。

昨日の降雨により濡れた斜面を方向転換するブルー。 この時期に発生とはちょっと驚きです。
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一面に菜の花が咲き輝き、近くでよく見るとベニシジミやアブがたくさん吸蜜に来ていました。
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ベニシジミを見掛ると本当に春到来って感じがしますね。
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交尾ペアも見かけました。
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茂る葉の下で這いつくばって咲くヒメオドリコソウは、無理な姿勢で描かなくてはならないことも多いので難しい部分もありますね。
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春は気まぐれ 1月下旬

Category : シジミチョウ科
日本の東海上の低気圧に向かって南西から暖かい空気が流れ込んだ影響で、30日は関東沿岸を中心に記録的な暖かさになった。千葉県では午前11時すぎに20℃となり、4月中旬~下旬並みの陽気となった。

今年に入って見つけたムラサキシジミの生息地です。場所が街道沿いにあるため、うっかり気付かずいつも素通りしてしまっていた。ここはムラサキシジミ、車道を挟んで反対側にはムラサキツバメが多い。
環境はそれほど変わらないのですが、それなりの知識を持って相当な観察を積まないと正確なところは分かりませんが、もしかすると両種の棲み分けがあるのかもしれませんね。
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この暖かさに誘われて冬眠から覚めた個体が歩道沿いをたくさん飛び交っていました。そのすべてがムラサキシジミです。
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前からこんなシーンを一度は撮ってみたいと思っていましたが、 ようやく。
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スクリーン端からフレームアウト寸前でしたが、自分では結構お気に入りの1枚となりました。
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雄のメタリックなヴァイオレットの輝きは神秘的でもあり、見ていて飽きのこない美しさがあります。
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すでに花びらが少し枯れた状態でしたが、吸蜜している姿をあちらこちらで見ることができました。
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吸汁中の個体に関しては、開翅しないと思ったけど…。
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比較的きれいな個体が多いため、新生蝶が発生するまでもうしばらく楽しめそうですね。

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