石積を舞うシジミチョウ Ⅱ 10月中旬

Category : シジミチョウ科
この蝶の魅力は何といっても黒漆塗りの漆器のような、 つややかな黒色でしょう。意図的な撮影を行えば幻想的な虹色を表現させることもできるそうですが、飛翔では難しい。シジミチョウの飛翔写真を撮っていると全裏翅の入ることも多々あり、いつもならば、がっくりきてしまうところなのだが、クロツバメシジミの灰色は個人的に大好きだ。どちらかと言えば表より裏の方が画になるのではと勝手に決めつけてしまうほどだ。今回は裏の歩留まりが良かったので、面白そうな画像を少し掻き集めてみました。

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石積の上から滑るように舞い降りてくる。
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河原の草地に迷い込んだ個体。
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何千枚の中から宝探しする選別作業は、撮影後の楽しみの一つでもあります。
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今回の撮影で一番多く捉えたのがこの姿だ。石積の間をチラチラと飛び回るのだが、よく観察するとスキップでもするリズミカルな軽やかさだ。シャッター速度は1/4000に設定。
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来年は裏翅の橙班紋や短尾を的確に捉えてみたいですね。シジミチョウの飛翔を90ミリマクロで撮影する方もいらっしゃるので、是非チャレンジしてみたいと思います。
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EOS1DX EF17-40mm F4L USM EF24mm F1.4L ll USM

Ⅲへ続きます

石積を舞うシジミチョウ Ⅰ 10月中旬

Category : シジミチョウ科
ツメレンゲの開花に合わせ、今年は漆黒の舞いをじっくり撮影できると思ったのだが…遠方から見渡すと石積の視界がよくなっており、残念なことに不吉な予感が的中してしまった。河原に到着すると草刈りされた直後で、比較的丈のあるツメレンゲは無残にも一緒に刈り込まれていた。それでも辛うじて難を逃れたツメレンゲは無事に残っており、肝心なクロツバメシジミの確認もでき取り敢えず一安心した。

ツメレンゲはまだ五分咲きであった。
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気温の上昇とともに沢山の個体が舞い始めた。鮮度の良い個体から破損個体まで様々だ。これが最後の化となるのでしょう。
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交尾ペアに纏わりつく光景はクロツバメシジミの定番姿ですね。
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数日前に初冠雪。平年より11日遅いとか。

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EOS7D EF100mm F2.8 MACRO USM

Ⅱへ続きます

ツマグロキチョウ Ⅱ 10月上旬

Category : シロチョウ科
ツマグロキチョウは発生初期に多く見られる上翅尖端部の黒班紋が筋状になる「部分欠落型」と全く黒班紋の欠落してしまう「無紋型」がある。今回は個体数が比較的多かったので、偶然にも完全なる黒班欠落個体を観察することが出来ました。画像の黒班退化型は全て同一個体です。

キタキチョウの雄雌型と思い、喜んで撮影していたものの途中でモニターを確認すると、左翅先端部が伸びきれない羽化不完全個体のツマグロキチョウでした。
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今度はセンダングサに一見それとわかる個体を発見した。色調が淡いので最初はキタキチョウの雌かと思ったのだが、取り敢えず慎重に連写。モニターで確認すると完全なる黒班退化型であった。
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無紋ですと違和感漂いますね。
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EOS1DX EF24mm F1.4L ll USM

ツマグロキチョウⅠ 10月上旬

Category : シロチョウ科
ツマグロキチョウの撮影は恒例行事の一つになってしまった。
今回はいつも撮影する場所と違い比較的丈のある草地で黄色がチラチラ舞っていた。ここも冠水の跡が見られ若干の心配はあったのだがカワラケツメイの群落には幾つかの個体が静止しておりほっとした。その後、時間の経過に伴い黄色が多くなり、その大半が羽化直のツマグロキチョウで、しまいには花吹雪が舞うほどに膨れ上がった。(少しオーバーでした)
こんな機会は滅多にないので、視点を変えて個体変異の探索もしてみました。
増水するたびに冠水し、夏は強い光と高温にさらられる過酷な環境に生息する貴重な蝶、いつまでも大切に見守りたいですね。

カワラハハコで吸蜜する褐色個体。この花は蜜源が少ないのか大半の個体が素通り。個体数が増えた頃やっと留まってくれた。
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やはりセンダングサは定番ですね。

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どういうわけかこの蝶は明るく開けた斜面はあまり好まない様子で、日差しを避けるかのように直ぐに草地に潜り込んでしまう。
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気温の上昇とともに吸水に訪れる個体が多くなった。不思議とキタキチョウはあまり観察することが出来なかった。
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黄色系の飛翔撮影には曇天がよいと思ったのだが、「光学補正機能」を活用することにより晴天時でもちょうど良い色調で仕上がってくれた。
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どの斜面も乾燥した泥が張り付いて埃まみれになっていた。この雌は食草を探している様子であった。
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EOS1DX EOS7D EF24mm F1.4L ll USM EF100mm F2.8 MACRO USM

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