ギンイチモンジセセリなど 4月中旬

Category : セセリチョウ科
春型のギンイチモンジセセリは、裏面の”銀一文字”がくっきりと現れて美しいセセリチョウです。昨年よりも若干早めに(16日)多摩川の河川敷へ出かけてみました。昨年は炎天下の中を3日間通い詰めましたが、今年は半日あれば十分でした。

到着して間もなく枯れ野を小刻みに翅を震わせながら弱々しく飛ぶギンイチモンジセセリを発見した。気温が低いせいか直ぐに日光浴を始めます。発生初期の様子で、大半が鮮度の良い個体だ。
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このセセリチョウを撮影しているとよく質問されることがあります。「これ、蛾ですか・・・」と。確かに蝶に関心ない方が観ると、 飛び方ひとつをとってみても、蛾に間違えられやすいでしょうね。
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その鮮やかなる色彩美は、まさに魔法 のような美しさ、といえると思う。

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枯れ野を離れしばらく緑地で探雌行動する個体も多く見られました。草花が咲いていれば吸蜜するのだ

ろうが、今回は撮影できませんでした。
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もう一つのお楽しみはこの河川敷でギンイチモンジセセリと一緒に観察できるミヤマチャバネセセリです。どこでも個体数は減少しているそうですが、多摩川の河川敷では比較的多く見られます。枯れたス

ゲやヨシが横たわる斜面にテリを張っていることが多く、1頭飛び立つとスクランブル発進を繰り返します。
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枯草をガサガサと歩くとその存在がわかるものの、飛び出さなければなかなか見つけることが出来ません。枯草に完璧にとけ込んでしまうレベルの擬態です。

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特徴でもある後翅裏面の中央にある大きな白斑紋は魅力的ですね。
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絡んだ瞬間、あっという間に交尾が成立 した。
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長野 ヒメギフチョウなど 4月中旬

Category : アゲハチョウ科
この蝶との最初の出会いは、学生時代に登った八ヶ岳と記憶しています。あれから随分月日が経ってしまい、今年久しぶりにじっくりとヒメギフチョウに向かい合ってみたくなり、そろそろ発生をはじめているだろうということで、長野の産地へ出かけてみることにしました。

朝は冷え込んでいましたが、太陽が昇り日差しを感じる頃から徐々に暖かくなり始め、上着すらいらないほどの、汗ばむくらいの陽気となりました。杉林の合間から日差しが注ぎ込む快適な空間へ、予期せず目の前のカタクリに舞い降りて吸蜜を始めた…時刻にして8時半頃だった。

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最初は同一個体が行ったり来たりを繰り返す行動でしたが、時間の経過に伴って徐々に個体数が増え始

め、視界にとどまる時間帯も長くなってきた。どこからともなくヒラヒラと現れ頻繁に停空飛行する面白い習性で、出合い頭では追飛が行われ、お互いの気持ちを確認するようなやりとりだ。
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よく見ていると好みのカタクリがあるみたいで、掃除をできるところは済ませておいた。
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スミレにも多くやって来た…枯枝や落ち葉に半ば埋もれたまま顔をのぞかせている。
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日が翳り始めると枯草や笹などに留まり始めます。
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比較的多く見られたその他の蝶です

スジボソヤマキチョウの越冬後の姿ですが、見るも哀れな程にボロボロになり、翅には「染み」まで付いてしまっています。拍手を送りたくなる瞬間でもあり、今回の撮影目的のひとつでもありました。
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春型ヒメシロチョウは始めての撮影でした。
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キブシで吸蜜するシータテハ。越冬後とは思えないほど痛みが少ない個体でした。
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ツマキチョウ 4月上旬

Category : シロチョウ科
ここは、自宅から約20分ほど自転車を漕いだところにある、住宅街に囲まれた空き地です。昭和の時空間がそのまま残ったような、長閑な風景が広がる静かなところです。今年は昨年以上に沢山の芥子菜が咲き誇っていた。左は工場跡地、右は民家のコンクリ外壁、この狭い空間をツマキチョウが絶え間なく飛び交います。白い蝶の大半がツマキチョウで、ここで数年前から大量発生を繰り返しており、今年は特に多かった。
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今年は暖冬のせいなのかやはりツマキチョウの発生も早い感じで、産卵するすがたが結構見られまし た。
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ツマキチョウの華麗な求愛追飛は見ているだけでも嬉しくなってしまいます。
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芥子菜の狭い空間を縫うように探雌する。

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土地開発がいつ起こってもおかしくない状態ですが、来年も環境が維持されることを祈るばかりです。

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新潟 ギフチョウ 4月上旬

Category : アゲハチョウ科
この時期になりますと、カタクリの絨毯を舞うギフチョウが忘れられず、今年もまた会いに行ってしまいました。 東京(5日)は朝から霧雨模様でしたが、新潟に入ると雲ひとつない快晴となり、絶好のギフチョウ日和。 新潟も季節の進行が早く、満開のところが大半であったが、一部のカタクリは終わりかけている花もけっこうあった。 今年もまたお会いできればと密かに思っていたところ、昨年もこの場所でお会いすることができた「小畔川日記」の ダンダラさんがお見えになられ、奥様とお孫さんもご一緒。
一年振りの再会に会話も弾みすごくうれしかったです。

朝方は若干気温が低いせいか、日光浴をする個体が多かったです。昨年は貸し切り状態でしたが、今年もそんな予感が的中しました。

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10時を過ぎる頃、沢山の個体が舞い始めます。
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昨年はカメラ1台にレンズ2本。レンズ交換しようと移動した瞬間に飛び去ってしまう…という苦い思

い。今年は「広角専用」と「マクロ専用」の2台体制で挑みました。因みにダンダラさんは常時4台、

心構えが違いますね…それに引き換え私なんて昨年までほぼ1台でした。

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サクラにもやって来ました。
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今日の大きな目的のひとつがこの裏面ぶらさがりカタクリでした。表の色も美しいのですが、裏面もよ

く見ると味わい深い模様にうっとりしてしまいそうです。

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交尾ペアをダンダラさんが見付けられ、ワイワイとっても楽しい撮影会になりました。
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雪割草を背景に。

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夕方近くなると、吸蜜する個体が多くなり、贅沢過ぎるほどのサービスでした。

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ダンダラさん、本日は楽しいひと時をありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。

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神奈川 ギフチョウなど 3月下旬

Category : アゲハチョウ科
この先もずっとしばらくは晴天は望めそうにないので、サクラの開花が少し気になるところでしたが、本日(31日)、晴天の中、ギフチョウに会いに出かけてみました。やはり寒の戻りもあり3分咲きサクラを横目に見ながら、この先にあるスミレの集落に向かった。こちらの一角では花が咲き誇っており少しは期待が持てそう。しかし、なかなか主役 が現れなく、しばらくスギタニルリシミミなどを撮ることにした。やっと梅の花にギフチョウが現れたのは11時前、その後スミレにもやって来きました。
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民家の入り口にあるミヤマツツジにも。
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スミレの吸蜜が一番多かったみたいですね。
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これも民家の入り口にある花壇にやって来た個体で、今日は中庭をぐるっとひと回りし終えてから雑木林にフラフラ飛び去るというパターンが多かったようにも見えました。
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一番シャッターを切る回数が多かったのはミヤマセセリとスギタニルリシジミでした。
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丈の低いサクラは満開で、ミヤマセセリが頻繁に吸蜜に訪れていた。
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吸水に来る個体は比較的ゆっくり飛んでいたので望遠で狙うことが出来ました。
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まだ個体数は少ない状態でしたが、今年もやっとギフチョウに出合えてほっとした気分です。

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