葛飾のジャコウアゲハ 4月上旬

Category : 蝶一般
私が散歩がてら歩く流域には、江戸川とは反対側の土手下に平行して流れる細い川がある。
農業用水路で、その流れは辺りの景観に独特の風情を添えている。
ここは毎年ツマキチョウを撮影する楽しみな場所だ。
ジャコウアゲハはいつもは数頭が飛んでいるという状況ですが、今年は大量発生。
異常な気候はもう新たな日常になったといっていいのかもしれませんね。
なかなかの発色を見せる鮮度の良い雌も多く、今までにきれいな雌は撮影したことがなかった。
今日は久しぶりに神輿撮影用の単14ミリで挑むことにした。
このレンズはF2,8と明るく、最短撮影距離が20㎝前後なので、フワフワ浮かんでいるようにゆったりとした飛び方をするアゲハくらいの大きさのチョウの飛翔写真には適している。

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翅を大きく広げ、静止したまま風に乗るような飛び方ができ、かなりの高度で飛ぶことや障害物を縫うように飛ぶことも可能です。
機材に対する警戒心が薄い感じがします・・・これで最短距離16㎝。
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雌にチョッカイを出したときは狂ったように飛び回る。
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産卵場所を求めるような飛び方のものよりも、吸蜜をしようとするような雰囲気でした。
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風に乗りながらのんびりと、フワフワ飛んでる姿は綺麗です。
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左側には水路が流れておりジャコウアゲハは道路を行ったり来たりしているようで、交通量がほとんどないのが救いである。
両側にはウマノスズクサが群生をしております。
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雌と比べて、より細身で、黒い戦闘的な翅を持った雄。
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テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

ギフチョウ 新潟 4月上旬

Category : 蝶一般
ギフチョウとカタクリが観たいと思いながら2年ぶりに新潟のギフチョウに会いに遠征です。
気温も予報では春を感じさせると思っていましたが、20℃を超える夏日となった。
さっそく林内にはギフチョウの舞う姿がチラホラ。
蜜に誘われて、カタクリの薄紫のじゅうたんを行ったり来たり。やはりギフチョウは、カタクリがお似合いですね!
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ツマキチョウ(2) 求愛 3月下旬

Category : 蝶一般
可憐なチョウのイメージを捉える身近で美しい被写体は、いつの頃からか毎年この時期の恒例行事となってしまった。
特異な形状をしている翅の先端部は、かぎ型に曲がってとがり、雄のオレンジと雌のシルバーの対比も美しく、悠然と求愛飛翔する姿は誠に美しい。
個体数が多いことから、今年は例年になく沢山のシャッターチャンスに恵まれた。

求愛の中継地はほぼ決まっているようで、毎年その時期になると決まったように同じ場所で見られます。
雄の求愛を雌が試しているような状態、こういう時には撮影が楽なのです。
先頭の雌は焦らすかのようにゆっくりと飛び、後ろを付いてゆく雄は付かず離れず様子をうかがうといったところでしょうか。
何秒間かは同じ場所でそのような行動が見られるので写真は撮りやすい。
交尾スミの雌はいつまでもだらだら飛び続けておりますが、未交尾の雌は求愛時間も短く一刻も早い、交尾成立です。

3頭それぞれが異なる羽ばたきをする、その瞬間をうまく1枚に収めることができた。偶然を捉えることも写真の面白さなんですね。撮れた時の喜びはひとしおです。
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基本は、腰に負担をかけないということ。角度が狭まり、ライン取りが難しくなるが、なんといっても縦位置グリップは非常に撮りやすい。
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背景がごちゃごちゃしていたり、暗くなったりするので、できるだけ絞りは開放で、露出を上げて明るく切り取りたいと思っていますが、チョウは白とび、背景は黒つぶれ、これが写真の難しいところでしょうか。
背景ボケはしてほしいけど、被写体もシャープに写ってほしい・・・こればかりは神頼みしたくなる。
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正面からのアングルで狙ってみました。いつもはカメラを向けると逃げるんですが、この時は上手い具合にカメラ目線をもらうことが出来ました。
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求愛飛翔は色々な見かたはあると思いますが、陰影が出やすい被写体に光源の位置により陰影を出した写真や、被写体と背景の距離感などいろいろな条件が重なってできる写真のように思います。
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普段目の高さから撮影しているものを低いアングルに変えるだけで、ユニークかつ奥行きのある写真を撮影することができるのもこの求愛飛翔ですね。
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芥子菜の込み入った中を縫うように飛ぶ。翅裏の唐草模様はうまく周囲の背景にとけ込み、隠れているようなカモフラージュのアートみたいですね。
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ツマキチョウ(1) 3月下旬

Category : 蝶一般
このフィールドに通い詰めてもう15年ほどになるのだが、嬉しいことに目に見えるような変化もないということがほとんどで、ここが東京都内の景色と言っても、信じてもらえなさそうな長閑さだ。
周囲には木造平屋の日本家屋の家があり、かつての宿場町であった古い家並みが今でも当時の雰囲気を残しており、旅情を感じさせるところでもあります。
今年の発生は平年より10日ほど早く、既に破損個体も見られた。

芥子菜の群落には今年もたくさんの個体が飛び交っていた。
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毎年同じ場所で撮影しても、その時の情景や条件等によっていろいろと表情を変えてくれる蝶です。
個人的には気に入っている一枚。
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ちょっとイメージを変えてわざと青がかぶるようなところを狙って撮ってみまし た。
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群飛、6~7頭の雄が絡み合って飛んできた。
写真はピントがひどすぎますので恥ずかしくてとてもお見せできませんが、証拠として掲載します。
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彼らは金網をすり抜けることができるのです。
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芥子菜の葉や茎が変形肥大したりして、こぶ状になった「虫こぶ」。すかさず、近くを飛んでいた個体がちょっかいを出しに来る。
ツマキチョウの裏翅に色も模様もそっくりなのです。
このような反応がどうして生じるのかいつも不思議に思います。
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ツマキチョウ(2)求愛編に続きます

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