ムラサキツバメの楽園② 11月上中旬

Category : シジミチョウ科
ツバキを起点とし、各塒への舞い戻り行動を観察してみました。ツバキに関しては日照時間帯が午前中の30分間と午後の1時間程度、それも光量不足の木漏れ日状態である。他の時間帯では樹全体が日陰になってしまうため、高速撮影をするのには困難な場所だ。

▼ ツバキ
ここのツバキは路上に面した場所にあるため、通行人や自転車(走行は禁止)には機敏な反応を示し、塒から一斉に飛び立つ個体も多い。気温の高い日であれば早朝から分裂し、日照時の関係か、舞い戻る時間帯も早い。数メートル先にあるツバキの別個体群と塒を混棲する傾向がある。
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蕾の奥が塒になっている。
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熟れた種殻に飛び込む個体も多く、色が似ているために塒と勘違いしている感じでもあり、好奇心の強い?個体が留まって様子を伺う場面が幾度かあった。誤認と判ると勢いよく飛び立って行くのであるが、暫くすると再度舞い戻り(同個体)、種殻の裏にある本塒に潜り込むという面白い行動を確認した。
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恐らく上段の個体は雌、翅裏になってしまい残念。何れはペアショットを捉えてみたいものです。
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2枚目の蕾塒である。折り重なった狭い隙間から潜り込み、先客の居ない場合には何故か落ち着かない様子。歩いて塒まで辿り着く可愛らしい仕草を見せる個体もあった。
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▼ モクレン
日照時間帯は昼頃までで、体の暖まりが早いのか11時前には塒を出払っており、路上の植え込みなどで日光浴をする個体が多かった。ここは背景が抜ける場所で、アングルによってはそれほど樹木や葉にダブる諄さはなく、また広角を用いればロケーション的にも優れた場所だ。欲を言えば、薄雲が広がってしまい青空を映し込めなかったのは少し残念。機会あれば落葉前の活動期間中にもう一度、青空と人物像(通行人)にチャレンジしてみたいですね。左端にある筒状になった葉の内側が塒になっている。
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塒へ飛び込む躍動感漲る雄姿。この蝶はやはり命名に相応しい燕尾服姿がとても良くお似合いですね。
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フレームアウト寸前であったが、ぎりぎりセーフ。
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▼ カクレミノ
日照時間帯は午前中から日没前までのほぼ一日で、分裂後は真下にあるサザンカの植え込みで暖をとり、その後、マテバシイなどの梢に飛び立つ。
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塒が高所にあるために、大半が翅裏姿になってしまう。
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今回一番楽しみにしていたスダジイ塒の舞い戻りがなく残念ではあったが、このフィールドにはたくさんの集団塒があると思われるので、またの機会にでもじっくりと探索してみよう。
EOS1DX EOS7D EF70-200㎜ F2.8L lS ll USM EF17-40mm F4L USM

テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

Comment

No title

日照時間帯による各塒での生活がそれぞれ違うのですね。
仲間意識があるのでしょうか。
ムラシはどうなんでしょうか。
昨年もムラツの舞い戻り記事をUPされてますが、今年は更に
進化されたとんでもない画像の数々に驚愕です。

吉井貴志さん
コメント、ありがとうございます。
塒への日照時間帯に関係があるみたいですよ。
仲間意識は勿論仮定ですが、そのような気持ちになってどうしても観察してしまいますよね。今季はムラシには縁がなく、残念ながらまだ2頭のみです。昨年は距離を置いて小さく狙いましたが、今回は大きく表現しようと思いました。
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