サツマシジミを求めて 南紀 10月中旬 その1

Category : シジミチョウ科
長い間憧れにしていたサツマシジミにこの度やっと逢いに行ってきました。このシジミチョウの淡いブルーは憧れでもあるしどうしても観てみたかったのです。とは言っても未見でもあるこの蝶の習性等は全く分かりません。そこで、サツマシジミの撮影経験のある ごまさん Akakokkoさん にお願いし嬉しい情報を提供して頂きました。

東京を始発で出発して途中何本かの在来線を乗り継ぎ、現地に到着した時はすでにお昼過ぎでした。こんなにも長時間列車に揺られ大移動したのは初めての事であった。
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早速宿に荷物を預け近くをブラブラ探索してみることにしました。散発的に飛び出す小さなブルーすべてがサツマシジミにどうしてもダブって観えてしまう。海岸沿いの道をどんどん進んで行くと、センダングサや白い花のイタドリの様なものが群生している所があり、そこにはたくさんのウラナミシジミとヤマトシジミが乱舞していました。
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中にはこんなヘンテコな個体もいました。
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センダングサの中で白くひときわ大きく目立つシジミチョウを発見した。憧れの蝶を目の前に緊張が高まり、心臓の鼓動が早くなっていくのが自分でも良くわかった。しかし、一旦飛び立つと周りにいるシジミたちに散々追いかけ回され結局見失ってしまうことが度々、なんてこったい…。
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種子をズボンから靴下まで ビッシリ付けてさらに進むと、いたいた、今度は開翅中であった。とにかく早めのうちに証拠写真を。数回シャッターを切った後やはり追いかけ回されてしまった。
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今回の目的のもうひとつがヤクシマルリシジミの撮影でした。ルリシジミと違い表面は濃い瑠璃色、裏面も何とも言えない美しさがあります。小刻みに素早く飛翔をするため見失ってしまうことが多くあります。小さくても美しさは一級品です。
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羽化直の雌が吸蜜中。
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数年前の撮影では焦点距離が合わずイライラすることも多かったのですが、今回は個体数が多いのでじっくりといろんな角度から写真を撮ることができました。IMG_2313.jpg

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サツマシジミを撮影した地点から遠くない所にソテツが植栽されていることを思い出したので、観に行ってきました。やはりセンダングサには非常にたくさんの個体が吸蜜に来ていました。不思議なことにここでは意外にもウラナミとヤマトが少なかったことです。
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宿の目の前にあるセイタカアワダチソウには南国に相応しいイシガケチョウが夕陽を浴び何頭もの個体が滑空を繰り返していた。この蝶を見かけるのは久しぶりでしたのでカメラだけを持参し少し撮影することにしました。
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残念ながら今回はサツマシジミの雌を撮影することが出来ませんでした。この課題は来年に持ち越しとなりましたが、これでまたひとつ楽しみが増えた感じです。

ごまさん Akakokkoさん、お陰様で今年のテーマでもあった、サツマシジミをやっと撮影することが出来ました。
色々お世話になりありがとうございました。

テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

Comment

No title

早起きは三文の徳・・・
この言葉が頭をよぎりました。
遠くまで行ったかいがありましたねv-234

はばたきさんの文面を読んでいて、
自分も現地でウラナシジミやヤマトシジミの乱舞している様を
見ているような感覚になりました。

素晴らしい写真でしたv-425

天せいろさん
ありがとうございます。
実は在来線を1本乗り間違えてしまいそのロスがもの凄く大きかったのです(^^;)…計画通りに行かない事も間々ありこれも一つの楽しみ方ですよね。
うまく言えないのですが、旅が上手な人ってもっと楽しんでいるのではないかと思うのです。
海岸沿いの草地にこんなにも多くの蝶が飛んでいるなんて本当に驚きました。

No title

南紀には行ったことがありませんが、良い雰囲気のところですね。
ウラナミシジミの異常型にはびっくりです。
これだけでも十分という感じですが、さらに目的のサツマシジミ、それにヤクルリまで撮影されておめでとうございます。
宿に泊まられたということですから、さらなる出会いがあったのでしょうか、楽しみです。

ツハブキはまだでしたか。
それでも、私が撮り直したい♂の面翅が綺麗に撮れてますね。羨ましいです。
クマソやイシガキのおまけもいいですね。

ダンダラさん
ありがとうございます。
昨年ダンダラさんの掲載されたサツマ、これにすごく刺激を受けました!
初めての南紀旅行、すぐそこに海がありますので、波音を聞きながらの撮影という贅沢ができる場所、まるで異国の地に来たような気分でした。ウラナミの異常型、この時ばかりは本題そっちのけで思わずカメラを向けてしまいました。サツマは個体数が少なかったのですがなんとか撮ることが出来ました。ヤクルリもラッキーな出逢いが多かった気もします。天候の関係もありますし、来年は許される範囲でもう少し滞在してみようかなと思います。

Akakokkoさん
その節はお世話になりありがとうございました。
本当に助かりました。
ツワブキの黄色を探したのですが、どうも時期がまだ早いらしく、大半が蕾の状態でした。開翅、お褒めいただき恐縮です。この1頭で撮影20分ほど掛かってしまいました。とにかく他のシジミに絡まれるんですね。ヤマトの雄が懸命に腹部を押し付けてくる姿なんて本当に奇妙な光景でした。クマソやイシガケもいましたので意外な副産物撮りも楽しむことが出来ました。来年は晩秋にでもまた行ってみようかと思います。

No title

こんばんは。
遠くまで南の蝶を求めて遠征されたんですね(^^♪
サツマシジミが無事見られて何よりです。
私も最初にこの蝶を見たとき、感激して必死に追いかけた覚えがあります。
ここまで撮影出来れば、まずはOKではないでしょうか。
ヤクシマルリシジミ、イシガケチョウ、とても素敵なシーンが撮れましたね。
この季節、どこに行ってもセンダングサの種に悩まされますね。

No title

サツマシジミの開翅、羨ましいです!!
私も先週末南紀に出かけましたが、サツマシジミは雌1頭、閉翅のみでした。
しかも天気も悪く、日ごろの行いを反省(?)しています。
実際は運よりも、リサーチの差が出てしまったようですね。

kazenohaneさん
こんばんは。
一昨年、昨年と出掛けられませんでしたので、溜まりに溜まったストレスを発散させるかのように、今年は思い切って飛び出しちゃいました。途中の駅で停車する度に車窓からキョロキョロ、現地についてもすべてがサツマに観えてしまうんですね。ありがとうございます。チャンスというチャンスが少なかったのですがなんとか静止、飛翔と一通り撮影できたことは本当にラッキーなことでした。ヤクルリの濃い瑠璃色、イシガケのベタ留まり、これもたまりませんね。宿に戻るまでの種取り、とても苦痛な作業でした(笑)。

fushiginomoriさん
ありがとうございます。
サツマシジミの淡いブルーは本当に綺麗ですよね。
場所はもう少し南側と思いますが、私はfushiginomoriさんのいらした数日前でした。
採集者の話だと今年は不作と嘆いていました。
こちらの天候は当てになりませんね。午後は薄曇りでした。
サツマシジミの習性等は全く分からなかったのですが、どうもこの種類は飛来する場所の好き嫌いがある感じですね。

No title

このウラナミは隣にサツマが来ても撮影する価値ありますね。
もっとも最初のサツマだとそちらを優先してしまいそうですが。(笑)
サツマの最後の写真は雄の青と白のグラデーションが綺麗に表現できていますね。
数が少なかったようで、得意の飛翔が登場しないのは残念でした。
ヤクルリの方が僕が行ったときは不作だったので雌雄の翅表が眩しいです。

BANYANさん
ありがとうございます。
ウラナミシジミの斑紋異常は結構多いと思うのですが、こういう異常型を見つけると本当に興奮しますね。
隣にサツマがいたらどちらを優先するのか悩んでしまいます(笑)…すごく贅沢な悩みかと思うのですが。
仰る通りこのグラデーションがたまりませんよね。天候は薄曇りでしたが、白飛びが大量に発生してしまいこの蝶を撮る難しさを痛感しました。飛翔も少しは撮れましたので “その2” に掲載予定です。ヤクルリは擦れ個体から鮮度の良い個体まで様々、数も多く今年は当たり年かもしれません。

No title

遠いですよね〜、あそこ。紀伊半島ってやたらでかいし。
2年前に私が行った時はそもそも最初の新横浜駅で自殺未遂事件(停車中の新幹線によじ上って電線を掴んだらしい)があり、3時頃の到着になってしまいました(笑)。
このウラナミシジミ、すごいですねえ。迫力があります。
私も以前ウラナミシジミの斑紋以上撮影した事がありますがこれの比ではありません。
まるで新種みたいです。
優しいサツマシジミ、ビビットなヤクルリ、新鮮なクマソにイシガケチョウまで・・・
満点の素晴らしい遠征でしたね。

naoggioさん
ありがとうございます。
紀伊半島を一周する南紀巡行に行って参りました。 
確かに遠いですよね、でも初めての紀伊半島でしたし、これから始まるサプライズな出会いを考えるとワクワク感ばかり先走ってしまい、意外にもアッという間に到着した感じです。そうでしたか、スタート地点でつまずきがあったのですか。トラブルは遠征時の辛いところですよね。
私も帰りは信号機故障にあい東京に戻ったのは日付の変わる頃でした。(笑)
今年はまだウラナミシジミを撮影しておりませんでしたので、暫くこの場所に留まったことのご褒美みたいな感じですかね。
一瞬、キリシマの雌かと思いました。淡いブルーの優しいサツマ、ビビットカラーのヤクルリ、クマソにイシガケと関東では見られない蝶なので、必死にシャッターを切りました。
とても良いところでしたので来年は家族旅行を兼ねてまた来てみようかと思います。

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