ツマグロキチョウとカワラノギク 栃木 10月下旬

Category : シロチョウ科
季節が変化するとともに、ここは何故だかもう一度訪れたくなる場所なのです。でも、その目的になる何を撮るかが見つからなかったのですが、9月にツマグロキチョウを撮影中、印象深い紫色をした花が心の奥底に僅かな記憶として無意識に心に残っていたような…それでつい先日、本当にふっと思い立って所用と撮影を兼ねてもう一度行ってみました。

普段なら見過ごしてしまいそうな風景が目に留まり、河原に咲くカワラノギクが鮮やかに見えます。しかし、最盛期は既に終わっていて、河原の栄養分が乏しいのか地面は乾燥しており枯れ始めたものが殆どだったが、中にはまだ薄紫色した花がほんの少しあった。周囲の植物が生い茂るとなかなか生育できなくなり、長く咲き続けることが難しい花だそうです。
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先程までは何もいなかった河原へ、気温の上昇に伴いやっとキタキチョウが飛び始めました。
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キタキチョウの黄色が、どことなく寂しそうな周りの景色と共により一層秋を感じさせてくれる。
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枯れて色褪せて今にも花弁が落ちそうな状態だったが、モンキチョウの雌がやってきてくれた。
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しばらくセンダングサを掻き分けながら河原を探索すると、明らかにキタキチョウとは異なる飛び方。やっと石積みに留まってくれた。
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なんとか吸蜜中の個体を見つけたのだが、残念なことに花はしおれかけていた。
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枯草の奥に咲いていた花で吸蜜。1DX_5718.jpg

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草藪の樹蔭にはいくつもの個体が留まっていました。
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撤収間際に羽化失敗の個体を見つけ近くの花に移動させたところ、早速ストローを伸ばして吸蜜し始めた。よほど空腹だったのだろう。頑張ってなんとか越年してもらいたいですね。
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今回は美しい薄紫色の花が撮れませんでしたので、来年は開花適期に行ってみようかと思います。

テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

Comment

No title

ここは何処なのだろうと思い想像v-212
カワラノギク・・・説明もあり、また一つ知識が増えました。

黄色の蝶は春先に飛ぶのかと思ってました。
相変わらずのトンチンカンなコメで、ごめんなさい。
モンキチョウの雄が、カワラノギクに止まっている写真は、
心が和みます。
はばたきさんの、蝶の気持ちになってのコメントは優しいですねぇ。

天せいろさん
コメントありがとうございます。
まったくお花の知識はないので、最初はこのお花の名前すら知りませんでした。
記憶に残るお花が観れて嬉しかったのですが、ひと月前に観た色合いと若干違っておりまして、改めて季節の進行の早さを実感しました。トンチンカン?いやいや、これって蛾ですよねぇ~なんて言われちゃうと本当に困ってしまうかもしれませんが、まだ、そこまで重症ではないかと思いますし…(笑)。

No title

こんばんは。
カワラノギクの花を訪れるツマグロキチョウは、晩秋の季節感が漂っていますね。
どこか寂しげですが、無事越冬してほしいですね。
青空を背景に飛翔するキタキチョウ、見事に捉えられていますね。
こんなアングルで撮ると躍動感が感じられます。
この蝶は、どの季節でも元気に飛び回っているイメージがありますね。

kazenohaneさん
おはようございます。
ツマグロキチョウの黄色とカワラケツメイの薄紫色の色相バランスがとても美しく、同時に晩秋を感じることが出来ました。でも、鮮度の良い時期であればもっと美しい紫が撮れたかと思うと少し残念な気持ちです。青空に舞うキタキチョウは偶然裏翅を捉えることが出来ましたが、こんな見上げる構図も結構面白いですね。越冬組がまだ観られそうなので、もう少し蝶撮影が楽しめそうです。

No title

詩情溢れる記事、堪能させて頂きました。
10月末でもけっこうツマグロキチョウが見られるんですね。
カワラノギクとの組み合わせは素晴らしいです。
1枚目のカワラノギクの写真、2枚目のキタキチョウの写真もとても素敵ですね。


No title

カワラノギクとツマグロキチョウの組み合わせはここでは押さえておきたいですね。
まだきれいな花が残っていて、そこに吸蜜に来るとはラッキーですね。
羽化不全の個体、無事冬を乗り切れるでしょうか。
そうなるといいですね。

naoggioさん
コメントありがとうございます。
季節移動の可能性もありまして、前回と若干雰囲気が違うものの灌木に蔓系植物が纏わりつくような場所に多かった感じがしますね。 
一度は撮ってみたかったカワラノギクとの組み合わせでした。  
鮮度の良いキタキチョウが比較的多くのんびり滑翅しておりまして、どうしてもありふれた構図になりがちなので、少し変わった視点をと考えました。普通種の表現方法って本当に難しいですね。そのものの持つ感じをそのまま写真に収められれば一番嬉しいことなのですが。


ダンダラさん
コメントありがとうございます。
実を申しますと、10月にダンダラさんのツマグロキチョウとカワラノギグ記事を拝見し大いに刺激をもらったような気がします。お花の種類にもよると思うのですが、この美しいカワラノギクで吸蜜する姿、ツマグロの後翅裏面に走る斜め筋模様にとても惹かれました。でもこの撮影は大変だったんですよ(笑)。とにかく落ち着かないんですね。人の気配に敏感な上、一回飛び立つとかなり遠くまで飛んでしまいます。ラッキーな面もあり、ねばり勝ちとも言うべき出来でした。これから先、日差しはもっと厳しくなって来ますが無事乗り切って欲しいものですよね。

No title

薄紫の花と黄色い蝶、とても良い雰囲気ですね。
それにしても、キチョウノ仲間は飛び方も翅もそれほど強そうに見えないのに、
厳しい冬を生き抜く強さを持っているのが不思議です。
一番ひ弱なのは人間なのでしょうね。

fushiginomoriさん
コメントありがとうございます。
やはり蝶はお花との組み合わせが一番お似合いですよね。少し時期が過ぎたのか、ほとんど色は変色しているのが残念でした。
その状況を受け入れ、厳しい自然の中で生き抜く力を持っていることを信じることが大切だと感じます。
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