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ヤマトシジミの低温期型 雌 千葉

Category : シジミチョウ科
ヤマトシジミの美しさを正確に写真で表現しようと思うのですがこれが案外難しいのです。
風に邪魔されピントが抜けてしまったり、構図が雑になったり、そして許容範囲の上限を超える部分は白飛びして真っ白、下限に満たない部分はどうしても真っ黒になってしまいます。 シャッターをたくさん切った割には、静止写真として魅力の伝わるような写真があまり撮れていないという結果になってしまいました。
晩秋に発生するヤマトシジミは低温期型の美しい変異が現れます。表翅の色彩も明るく、青鱗が発達し、見るからにヤマトシジミでありながら、ごく一部の個体に関していえばまったく別種の物語を綴るようになるかもしれません。
当日は otto-Nさん とご一緒させて頂きました。 
写真は全て別個体です。

その名前とは一体どのように定義づけされているのか興味津々。 …なるほどと頷けるばかりのこれぞ「スーパーブルー」でした。
1DX_0861.jpg

こちらの個体は白色味がかる淡い水色で優しい感じが増します。
1DX_6016.jpg

後翅外縁に柔らかな青鱗が入った実に美しい個体です。 仮に細い尾状突起があれば、春型のツバメシジミをすぐに連想してしまいます。
1DX_6378.jpg

飛翔するイメージは雄とよく似ており、雌であることに気が付かないまま見過ごしてしまうケースも多いのではないかと思います。 アサマシジミの雄に見られるようなやや地味な色合いに、しばらく見惚れてしまいました。
1DX_6559.jpg

このあたりが一番よく見かける青鱗ののった個体かもしれません。
1DX_6694.jpg

真上から撮影しますと別種のような錯覚に陥りますね。
1DX_6318.jpg

夏場によく見られる暗化型ですが、晩秋に発生する個体はうっすらと青鱗がのります。
1DX_9001.jpg

どこからどう見ても、 そして何度見ても、やっぱり雄にしか見えないのですが、実はこの個体、れっきとした雌なのです。 滅多にお目にかかる事ができない希少な「ウルトラブルー」と呼ばれる個体です。
1DX_1323.jpg
同じ種でこれ程までに変異が大きいとは知りませんでした。 改めてヤマトシジミの奥深さや撮影技術の難しさを実感することが出来たと思います。
otto-Nさん、撮影しながら談笑、とても楽しかったですね! ありがとうございました。

テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

Comment

No title

きれいな個体がたくさん並んでいますね。
こちらでもヤマトシジミがいると気にしてみていますが、こんなきれいな個体は見かけません。
そちらで見られるということは、必ずしも気温が重要という感じでもなさそうだし、遺伝子のばらつきでもあるんでしょうか。
その地域の変異の幅を知っておくことも大事かもしれませんね。
この前の雪以来ヤマトシジミをまだ見ていないので、その探索もかねて川原を歩いてみたくなりました。

No title

いやー、きれいに撮られましたね。まるでヤマトシジミではないみたいです。
スーパーもウルトラも私が勝手につけた名前ですが、その名に恥じずに表現されてすばらしいです。
この連戦で、Favoniusさんにヤマト靑♀の実力を認めてもらえたことが一番嬉しいです。
こちらこそ、色々見つけてもらってありがとうございました。

No title

これはすごいですね。
しかも綺麗だし。
今年は、何か変で、結局まともに青メスを見ないうちに雪が降ってしまいました。
すこし暖かくてもモンキチョウくらいしか飛んでません。

ダンダラさん
ありがとうございます。
羽化直後の新鮮な個体のようで、鱗粉のひとつひとつが輝いて見えました。
遺伝的背景によるばらつきもありえれば、環境要因によるばらつきもあるのではないかと思います。地域ごとに遺伝的変異が認められるかもしれませんので、継続して観察してみようかと思います。
今回、正直に言えばもう少しじっくり観察する時間があれば良いなと思いました。これだけ沢山の変異があることに驚き、いかに日頃何気なく見過ごしているかということを今一度、見直してみたいと思いました。

otto-Nさん
ありがとうございます。
ファインダーを覗いた瞬間に広がるまだ見ぬ青鱗の世界です。今までに見たことのない異次元の世界は、一瞬でその世界に引き込まれる感覚を味わうことができる誘惑の瞬間。「エッ!なにこれ?」それがスーパーブルーでした。撮影の難しさを痛感し、そして、新たな発見もありました....大変感謝です。

H.A.さん
ありがとうございます。
ここまで変異が大きい種とは知りませんでした。大半が見過ごしている状態でしたので、今まで気づかなかったというのが本音でしょうか。こちらではまだまだヤマトシジミやモンキチョウなどが飛んでおりまして、もうしばらく蝶撮影が楽しめそうです。また、越冬種のいる場所では一年中見ることができます。

No title

蝶やカメラとズブの素人から見ると、
素敵な写真に見えますがねぇ・・・苦労があるんですね。
生意気ですが、私は1枚目がお気に入りです。

天せいろさん
ありがとうございます。
この蝶は近所で良く見かけると思います。足元をチラつく小さなシジミチョウがいたら恐らくこのヤマトシジミかと思います。レンズの角度によりブルーの色調が微妙に変化します。そうですね、1枚目は私も気に入っております。

No title

こんばんは。
あまりにもポピュラーな蝶ですので、
じっくり撮影する機会も少ないですが、
開翅したときのブルーは、とても美しいですね。
もう蝶のシーズンは、終わりと勝手に決め付けていますが、
まだまだ、身近には、こんな素敵な被写体がありますね。

kazenohaneさん
おはようございます。
今回は、普段あまり撮らないような被写体目線を中心に絞り込んでみました。ファインダーを覗いた瞬間、いっぱいに広がる表翅の造形美、もう一目惚れしたようなものでした。ありがとうございます…個体変異が大きいので撮影の楽しみが倍増した感じです。見過ごしてしまう普通の蝶でも、見方を変えればこんなに綺麗な個体が身近に居るんだなっていう気持ちになりました。

No title

いや〜、きれいですねえ。本当にすごいです。
ここまでブルーが広がってくるとまるで別種ですね。
私も注意して見てはいるのですがウルトラブルーはおろかスーパーブルーもお目にかかった事がありません。

naoggioさん
ありがとうございます。
ファインダーを覗いた瞬間に驚きの世界が待っていました。おっしゃる通り、ここまで変異が大きいと、完全に別種のものとして認識してしまいますよね。より近いアングルから撮影するため、寝そべりながらカメラを構える…苦手域とする静止撮り、これがなかなか難しいところではありました(笑)。
すっと見ただけでは見逃してしまうようなことも、じっくりと観察していると思い掛けない発見があったりするものですね。

No title

ヒメシジミのような青さですね。
こんな色のヤマトがいるなんて知りませんでした。

Akakokkoさん
ありがとうございます。
発生する時期は違いますが仮にこのような個体がヒメシジミの産地にいたとしたら、表翅からすると本当に同種なのか別種なのかその境界線が分からなくなってしまうかもしれませんね。普段見過ごしてしまいがちな隠れた魅力が、このヤマトには沢山あるんだな、なんて気付きました。

No title

ヤマトシジミ、つい見過ごしてしまう蝶ですが、とても深い青ですね。
地面の近くを飛ぶ蝶なので、結構撮影は疲れるのではありませんか?
珍しさだけで蝶を追いかけていると、
大切なものがすぐ近くにあるのをいつの間にか忘れてしまうのですね。

fushiginomoriさん
ありがとうございます。
普段見過ごしがちなこの青鱗個体との出会いに、一瞬にして心を惹きつけられてしまいました。
ヤマトシジミをごく普通のシチュエーションで、オリジナル性に溢れた写真を撮ることは意外に難しいですね。草地に寝そべって撮影は思ったよりもきつく体力を消耗しますが、これが写真の楽しさであり、醍醐味でもあると感じます。身近で大切なものがまだまだたくさんあると思いますがそのうちの1つではないでしょうか。

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