日陰の美しき住人 

Category : ジャノメチョウ亜科
 コジャノメは翅裏の薄紫色が美しく、特に春型は素晴らしい。暗い雑木林内を好むため「日陰の美しき住人」と呼ぶに相応しいチョウだ。飛翔撮影でこの紫を捉えることは意外に難しく、明るい場所を拒むためストロボ発光すると紫が飛んでしまい、やはり撮影には自然光が良さそうだ。日光浴を終えた個体が緩やかに舞っており残念ながらやがてササ藪に姿を消してしまった。鮮度の良い個体であったので、再度この地を訪れた。極めて敏感で数歩近ずく度に飛び立ち、この時間帯は木陰には入らず、日当たりを滑空するため自然光で存分にシャッターを切ることができた。



朝日では光量が少ないため感度を上げたかったが、ノイズが気になり低めに設定した。若干アンダーになってしまったが、翅裏の紫を鮮明に表現することができた。

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ヒメジャノメと違い外縁に薄紫が入り、雄の光沢のある性標とコジャノメ特有の後翅に現れる眼状紋も捉えることができた。

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有り難う御座います
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テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

Comment

No title

地味な蝶ですが、色彩に拘りを持つとハマりますね!
紫と褐色の組み合わせが抜群です。
飛翔だから絵になるのでしょうね。
課題のクリアおめでとうございます。

No title

この蝶の習性を知らないと、飛翔は難しそう。
朝の日光浴タイムが狙い目ですか・・飛翔は。
確かに敏感で静止撮りも苦労しそうです。
「日陰の美しき住人」にピッタリですね。

No title

普段は気に止めない種ですが、ご説明を聞くとなるほどです。
#3は、背後の闇に浮かんで蝶が引き立ちますね。

No title

おはようございます
記事タイトルに相応しいお品に拍手喝采です
普段目に付かない場所に暮らす蝶なのですね
派手さが無い控えめな色彩は大好きです!

MUSHIさん、地味なチョウ程色彩表現が難しく遣り甲斐がありますね。
紫と褐色の混合は、背後の色彩に兼ね合いありです。
コジャの場合は、背後がアンダーが良いかもです。
でも、2度も撮りに行く人はいないでしょう・・多分(笑)。

杉谷瑠璃さん、習性どころか日光浴をすることさえ知りませんでした。
発見したときは、暖をとった後だったので、木陰に消えましたが
暫くは、日当たりを滑走し少し変だとは思いました。
敏感で即座に舞ってくれるので、撮りやすかったです。

吉井貴志さん、三枚目お褒め頂き有り難う御座います。
自分でも好きな一枚になりました。
闇を舞う「碁石」真正面ドアップが次回のテーマです。

綴織さん、このチョウには特別な想いがあったのでタイトルに拘りました。
身近なヒメジャノメはご存知と思いますが、コジャは里山に多いですね。
地味さの中に若干の派手さを備えるチョウはカッコイイですよ。
コジャで例えると薄紫のアーチと茶褐色の色彩ですかね。
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